Recruitment

マウスは映像の編集スタジオです

マウスは番組やＣＭの撮影してきた映像を編集し、放送できるまでに仕上げる最終段階の編集をするスタジオです。
スタジオは全部で６部屋。リニア・ノンリニアのコンパーチブル編集室が４部屋、ノンリニア編集室が２部屋あります。

D編集室

A編集室

番組が出来るまでの流れ

まず演出家としてのディレクターがタレント等を使ってカメラマンと撮影に出ます。そこで撮ってきたテープをディレクター自身が仮編集といわれる作業で簡単な機材を使用して大まかに編集をし、そのテープをもって我々のようなポストプロダクションと呼ばれるスタジオに来て、最終仕上げの編集となります。その際に番組タイトルなどＣＧが必要な場合はＣＧ会社に事前に発注しておき編集時に合成します。その後ＭＡと呼ばれる音の作業で効果音やＢＧＭ・ナレーションなどを付けて完成です。

実際の編集とは

お客様としてディレクターとアシスタントディレクターがテープを持ってマウスに来られて、マウスのメンバーとしてはメインと呼ばれる者とサブ（アシスタント）と呼ばれる２名で作業を進めます。そこでディレクターの指示の元、メインが編集を進めサブが主にテロップを作っていきます。

まずはサブとしてテロップ作りから

マウスに入ってまず覚えてもらうのがテロップ（字幕）を作る作業です。実際には各編集室にMACが設置してありますのでそれでPhotoshopを使ってテロップを作ります。テロップの他には映像から人物を切り抜く作業などもあります。とにかくサブが毎日さわるソフトはPhotoshopですので、最初はPhotoshopを徹底的に覚えて頂く事になります。そのほかにはVTRのコピーなども最初に覚えてもらう作業です。最初の１～２ヶ月は今実際にサブとして仕事をしている先輩の横について覚えて頂くようになります。

●テープ編集（リニア）でのテロップ入れの流れ
１.Photoshopでテロップ(字幕)を作ります。

2.スイッチャーという機械で映像とテロップを合成。

3. 結果はこんな感じに

一人前になるには

とりあえずサブとしてなんとか編集に付けるようになるのに３～６ヶ月くらいでしょう。そこからサブの仕事を極めていきつつメインの作業を覚えていって、３～５年ほどでようやく１人前にやっていけるようになるのが平均的な成長です。早い人であれば１年たたずに少しずつメインの仕事をこなしていける人もいます。

この業界の仕事は大変ですぞ！

みなさんんもテレビなどでこの業界の仕事を目にしたり聞いたりしたことはあるでしょう。朝まで撮影をやっていたり、何日も家に帰らずデスクの椅子で寝ているＡＤ・・・。マウスの編集も例外ではありません。朝は大体１０時からが多いですが終わりはその仕事が終わるまでなので、夕方終わることもあれば次の日の朝になることも珍しくありませんし２０時からスタートなんていう仕事もありますのでホントに不規則です。また休みは基本週１日は休めるようにシフトを付けていきますが２～３週休みが無いこともありますので不定休となります。

未経験でも大丈夫！

正直申し上げてどんな大学・専門学校を出ていても、我々は面接において特別評価はしません。なぜなら実際の現場とはレベルが違いすぎるからです。なので、全くの初心者の方でも専門学校卒でも同じように１から教育していきます。もちろん男女の差、年齢の差もありません。完全に実力主義の世界、仕事が出来る者が上に立つことになるので社歴なども関係なくなってきます。また最初に覚えて頂く事はPhotoshopですが編集の全体から言うとその作業もほんの一部に過ぎません。初めからある程度Photoshopがさわれるら、デザインが出来るからといっても結局編集ができなければ出来る者が上に立つ事になりますので、未経験でも勉強次第でいくらでも自分を伸ばせるチャンスはありますし、会社はそれをサポートしていきます。

最近入社した先輩から

穂積 翔　社歴1年

自分は専門学校で映像の勉強をしていて、マウスの様な編集スタジオがあるのは知っていたのですが、どんなことをするのか漠然としたイメージしかなく、ワクワクする気持ちの反面、不安な気持ちで入社しました。

まず最初に面接に来たときに見た機材の多さにビックリ。正直最初は「自分にこれだけの機材が扱えるのか・・・」という不安が大きかったですが、わからない事は先輩方が一つ一つ優しく教えてくれるので不安は消えていきました。さらに毎日知らない事を覚えていくと「もっと知りたい！もっとやりたい！」と自分から積極的になり、毎日とても楽しく仕事ができました！

入社半年目くらいから少しずつメインの仕事を自分に任せてもらえるようになってきてきました。失敗することも多々ありましたが、自分の思う通りに仕事ができる楽しさも感じました。
入社する前から忙しい、大変な業界と聞いていたので、ほとんど家には帰れない覚悟でいましたがそこまで忙しくはなく、だいたい週１日くらいで休めています。シフトも相談次第で調整してくれるので予定もたてやすいです。
でもやっぱり９時～５時で働いている職業と比べると考えられないような事も多くありますが、そこをカバーしてくれるのは、憧れて入ったこの業界！という所でしょうか。 勉強すればするほど会社はそれを発揮する機会を与えてくれますし、自分のスキルがどんどん上がっているのが日々感じれます！
何よりも一番嬉しいのはお客さんに「かっこよくやって」といわれて、「どうでしょう？」と出したときに「いいね～！」と言われた時ですね。自分の仕事を認めてもらえるのがすごく嬉しいですね。
あと少しずつですがテレビに自分の名前が出るようになってきて、自分の仕事を親に見てもらえるのも親孝行のひとつかと。

確かに最初の出来ないうちはしんどいですが、分かり出すと楽しいですし仕事も与えてもらえます。「今日、明日が徹夜でしんどい」という事だけに気を取られず、数年先の「一人前になった自分」を描いていくことが頑張っていける秘訣はではないでしょうか。